『ソロモンの偽証』 宮部 みゆき

待ちに待った図書館の貸出順番がようやく回ってきた。
嬉しい。
本の分厚さが、嬉しくてたまらない。

欠損家族、血縁関係ではない心の結びつきを、
静かに描き出す、宮部 みゆきの文章は、
一番深い血縁関係にあるものを失い、
血縁関係なのに、いや、であるからこそ、
憎んだり、疎んじたり、やるせない想いを抱いている心に、染み入る。

真に判り合えるために、血縁関係は必ずしも必要ではない。